2023.4.21
「クマリンも 香りで告げし 満桜 (雪)」
みなさんこんにちは、アルパのスタッフでございます。
先週末に開花宣言をむかえた札幌の桜も、週明けの降雪により、
すっかり「花冷え」してしまいまして、
ワタクシも思わず先週しまったはずの冬用コートを装備しました(汗)
春の陽気は戻りつつも、なんだかパッとあたたかくはならない日が続いていますね。
考えてみると、桜は早く咲きましたが、ここまで寒暖差があると、
今年の春って正直あったかいんだかさむいんだか…ワカリマセンネェ(汗)
気候としては例年どおりというお話もありますが…でも、
桜の上に雪が舞ったり、一瞬風情のある景色が見れたのは良いのですが(笑)
昨日で満開をむかえた札幌の桜でございます。
せっかくですのでここで久しぶりの、“サクラ豆知識”をばご紹介したいと思います。
①「桜の葉には毒がある。」
桜の葉には「クマリン」という毒があるそうです。このクマリンは少量であれば人体に影響はなく、
抗菌性もあるとの事。桜餅に葉っぱが巻いてあるのも、この抗菌作用を知っている上での知恵。
ちなみに、桜の香りが好きなヒトも多いかと思いますが、そのにおいの正体もこのクマリンとの事です。
…クマリン、毒にしてはカワユイ名前ですねぇ(笑)
②「日本で最も早い、最も遅い桜が咲く時期とは?」
日本で最も早く開花する桜は、沖縄の寒緋桜(カンヒザクラ)。例年では1月上旬ごろに咲きます。
逆に最も遅く開花する桜は、北海道の千島桜(チシマザクラ)。北海道の根室地方あたりで5月中旬くらいに咲くそうです。
…今年はサッポロザクラ同様、チシマザクラも開花が前倒しそうですねぇ(笑)
土日はお花見を予定している方もたくさんおられると思いますが、なんだか肌寒い花日和になりそうですね。
みなさん体調崩されぬよう、あったかスタイルで、年に一度の桜をご堪能くださいね。
今週もありがとうございました。